ヤンキース期待の若手で、右肘の内側側副靱帯(じんたい)断裂からの復帰を目指すジェイソン・ドミンゲス外野手(20)が、春季キャンプでこれまでと変わらず活動できる可能性がある。アーロン・ブーン監督の話として、ニューヨーク・デーリーニューズ紙のゲーリー・フィリップス記者がX(旧ツイッター)で伝えている。

ドミンゲスは9月1日に昇格を果たすと、その日のアストロズ戦でヤンキース史上最年少でのメジャー初打席ホームランの快挙を達成。同8日のブルワーズ戦ではミッキー・マントル氏以来、最年少での本塁打と盗塁をマークし、印象的なルーキーイヤーを過ごしていたが、肘のけがでシーズン終了に。9月中にトミー・ジョン手術を受け、来季も前半戦の欠場が見込まれている。

フィリップス記者はXで、「アーロン・ブーンはジェイソン・ドミンゲスが『とても良くやっている』と言い、春季キャンプには『他の選手と変わらない状態に』なるだろうと言っていた。復帰時期の目安に関して新情報などはないが、ブーンは彼が『意外に早く』復帰するだろうと前向きに考えている」と述べた。