今永昇太投手(30)がカブスと結んだ、後半に年俸が上がる「エスカレーター式」契約の詳細が14日、判明した。米メディアによると、契約金は100万ドル(約1億4500万円)。年俸は24年が900万ドル(約13億1000万円)で25年は1300万ドル(約18億9000万円)。

25年終了時に、球団は26と27年が2000万ドル(約29億円)、28年が1700万ドル(約24億7000万円)というオプション(契約選択権)を行使できる。しない場合は、今永が26年に1500万ドル(約21億8000万円)のオプションを行使できる。

26年終了時に、球団は27年2400万ドル(約34億8000万円)と28年1800万ドル(約26億1000万円)のオプションを行使できる。こうなると、5年総額は最大8000万ドル(約116億円)となる。球団が行使しない場合は、今永が27年に1500万ドルのオプションを行使できる。

また、新人王で25万ドル(約3625万円)、サイ・ヤング賞で100万ドルなどの出来高がある。トレード拒否権は一部の球団が対象で、球団がオプションを使用した場合は、対象が全球団に拡大。契約満了後はFAとなる。