レッズが海外FAで獲得したイチロー・カノ・ヘルナンデス内野手(19)がその名前ゆえに話題を集め、MLB公式サイトが10日付で特集記事を掲載した。

ヘルナンデスは遊撃と三塁手を守るメキシコ出身のスイッチヒッターで、今月6日(日本時間7日)にレッズと契約したことが発表された。説明するまでもなく、名前がマリナーズのイチローとカノと同じ、そしてフェリックス・ヘルナンデスと同じラストネームを持つ。注目が集まったのは「マリナーズレジェンドのコンボ」というその名前だった。

ただし「イチロー」のネームは、レジェンドのイチローから取ったわけではないという。ヘルナンデスは同サイトの取材に「僕の父にはイチローという名前の日本人の友人がいて、彼はサーファーをしている」と説明した。名前は、父の友人たちからもらったものだという。

ヘルナンデスは台湾で昨年開催されたU18ワールド杯にメキシコ代表で出場。メキシカンリーグでは昨年6試合に出場し打率2割5分をマークした。