メジャー3球団目となるタイガースに加入したベテラン前田健太投手が15日(日本時間16日)、キャンプ2日目で早速ブルペン入りした。スライダー、チェンジアップなどを交えて30球。「マウンドの傾斜や変化球の感覚を取り戻しながら」丁寧に取り組んだ。

ツインズ時代の2021年9月に手術した右肘について「ここ2、3年は不安もあったけど、そういうのはない」と表情は明るい。22年シーズンを棒に振り、復帰した昨季は徐々に調子を上げ6勝(8敗)をマーク。新天地で完全復活を期す今季へ「キャリアハイを目指す」と力を込めた。

チームは20代の若手投手が多く、35歳の右腕の経験にも期待が寄せられる。ヒンチ監督は「複数の国でハイレベルな投球をしてきたベテランを迎えることができてうれしい」と歓迎した。(レークランド共同) 

 

【動画】前田健太がタイガースユニ姿披露 早速ブルペンで30球