ロイヤルズなどで13年間プレーし、通算198本塁打を放ったエリック・ホスマー一塁手が21日、現役引退を発表した。

34歳のホスマーは2011年にロイヤルズでメジャーデビュー。堅守巧打の一塁手として活躍し、15年のワールドシリーズ制覇に貢献した。18年以降はパドレス、レッドソックス、カブスと渡り歩き、通算で打率2割7分6厘、198本塁打、893打点の成績を残した。16年のオールスターではMVPを獲得し、シルバースラッガー賞には1回、ゴールドグラブ賞には4回選出されている。

ホスマーは「メジャーでプレーするためには110%の努力で肉体的にも精神的にもやるべきことをしなければならないが、私にはもう不可能だ」とコメント。「自分のキャリアにはとても満足している。多くのことを達成し、多くの素晴らしい人々に囲まれ、語るべき良い物語が多くあると感じている」とした。今後はメディアを立ち上げ、ポッドキャストの司会者としてこうした物語を紹介していくという。(AP)