メジャー3年目のカブス鈴木誠也外野手(29)が「2番左翼」がスタメン出場し、3打数2安打1打点とマルチ安打をマークするなど、調子を上げてきた。

1回の第1打席に三遊間を破る左前打で出塁。2回2死三塁の第2打席は内角速球にバットを折られながらも、しぶとく二塁手の頭を越える適時打を放った。4回の第3打席は三飛に倒れ、5回の守備後に交代した。現在の打撃の状態について「試したいこともできているんで、それがいいんじゃないかと思います」と分析した。

この日は、米移籍後初めて左翼の守備に就き、低いライナー性の打球をキャッチするなど、慣れない位置でも無難にこなした。「いろんな状況を考えたうえでの監督の選択だと思うので、僕自身は試合に出られればそれでいいですし、任されたところをしっかりとやるという形だと思います」と話した。

また、先発した今永昇太投手(30)との初共演については、「まだ不思議な気持ちというか、日本の時は敵でずっとやっていたんで、なんか同じチームになったんだなという感じで見てました」と振り返った。