ついに、ゴジラ松井に並んだ。ドジャース大谷翔平投手(29)が、3試合ぶりに今季4号本塁打を放った。

本拠地でのパドレス戦に「2番DH」で出場。1回の第1打席で左中間へ、4号ソロを放った。これでメジャー通算175本塁打となり、ヤンキース、エンゼルスなどで活躍した松井秀喜の日本人メジャー最多本塁打記録に並んだ。

開幕から自己ワーストの8試合連続で1発が出ていなかったが、3日のジャイアンツ戦から2試合連続本塁打を放った。直近8試合で4本目と調子を上げてきた。

日本人メジャーリーガーでは松井秀がヤンキース、エンゼルス、アスレチックス、レイズの4球団で10年、1236試合に出場して打った175本に、7年目の731試合目(登板試合含む)で追い付いた。日本人3位はイチロー(マリナーズ)の117本。大谷は日米通算では223号となった。

大谷は日本人最多アーチについて、8日に「もちろん早く打ちたいというより、もう次の1本、次の1本ということだと思う。今日もし打ったら、また明日打てるように、その次もその次の日もという感じなので。もちろん特別な数字ではあるかなと思うので、早く打ちたいなという気持ちはあります」と話していた。

大谷は昨季エンゼルスで打者として135試合に出場し、自身2番目となる44本塁打を放って初の本塁打王に輝いた。自己最多は21年の46本塁打で、この年はリーグ3位だった。

<大谷の年度別本塁打>

18年=22本

19年=18本

20年=7本

21年=46本

22年=34本

23年=44本