ブルージェイズ菊池雄星投手(32)が6回3安打1失点(自責1)1四球9奪三振と好投し、今季4試合目で初勝利を挙げた。防御率は2・08。

立ち上がりの初回、1番ボルピ、2番ソト、3番ジャッジを3者連続空振り三振に仕留め、快調なスタートを切った。

2回には、失策と四球で2死一、二塁と走者を背負い、8番トレビノに左前適時打を浴び、先制点を許した。3回は1番からの上位打線を見逃し三振、一ゴロ、空振り三振と、3者凡退に打ち取った。打線が同点に追い付いた直後の4回は3者凡退。2点をリードした5回は2死から二塁打を浴びたものの、後続を退け、無失点で切り抜けた。

6回途中、左脇腹あたりを気にしたこともあり、監督、トレーナーらがマウンドへ向かったものの、菊池は続投。無死から安打を許しながらも中軸を抑え、94球で救援陣にバトンを渡した。

ブルージェイズはその後も加点。最後は、この日から復帰したクローザーの右腕ロマノが1点差で逃げ切り、同地区の宿敵ヤンキースに連勝した。

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