ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」でスタメン出場。第1打席で3試合連続安打となる左前打を放つも、第2、3、4打席は好機で凡退。第5打席で三塁への内野安打を放った。

1回無死一塁、左腕コービンと対戦した。2ストライクからの3球目、真ん中低めの92・4マイルのシンカー(約149キロ)に体勢を崩されながら右手1本で左前に運び好機を広げた。

第2打席は3点リードの2回1死二、三塁で打席に入った。初球の真ん中付近のシンカーをスイングするも打ち損じ、前進守備を敷いていた二塁手の正面を突いた。

第3打席は1点リードの2死一、三塁。この打席も初球からスイングするも、打球は力のない二ゴロとなった。これで今季は得点圏で18打数1安打。得点圏打率は5分6厘に下がった。 第4打席は2点リードの7回無死二塁、この日3度目の得点圏で打席が巡ってきた。この打席も初球の外角91・2マイル(約147キロ)のシンカーを強振。だが打球は平凡な中飛に倒れた。これで今季は得点圏で19打数1安打。得点圏打率は5分3厘に下がった。

第5打席は4点リードの8回2死一塁、右腕レイニーと対戦。カウント2-2からの5球目に外角高めのボール球、94・4マイル(約152キロ)の直球に手を出し、三塁前にボテボテの打球を放った。これが功を奏し、内野安打をもぎ取った。

大谷は12日(日本時間13日)のパドレス戦で、松井秀喜氏に並ぶメジャー通算175号を放った。記録更新のアーチへ期待がかかっている。