ドジャース大谷翔平投手(29)が3打席連続の好機でいずれも凡退し、得点圏打率が19打数1安打で5分3厘となった。

「X」では「得点圏打率」がトレンド入り。さまざまな議論がされた。

大谷の得点圏打率の低さを心配する投稿が圧倒的に多い一方で、得点圏打率という指標そのものに疑問を呈する声も上がっている。

「そもそも普通の打率に対してどれくらいの得点圏打率なら勝負強いと言えるのか」「例えば打率3割2分の選手の得点圏打率が3割だと勝負強いと感じない印象」などの声が上がっている。

NPBを例に数字を見ると、昨季の首位打者は、セ・リーグがDeNA宮崎敏郎内野手(35)、パ・リーグはオリックス頓宮裕真内野手(27)だった。

打率3割2分6厘だった宮崎の得点圏打率は3割6分6厘。頓宮は打率3割7厘に対し、得点圏打率は2割5分5厘と、得点圏打率が通常の打率よりも下回っている例もある。

打点で見ると、宮崎は71打点でリーグ7位、頓宮は49打点で10位以下となっている。(10位は西武外崎の54打点)