「2番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(29)が第1打席で華麗な左前打を放ち、先制点につなげた。

1回無死一塁、左腕コービンと対戦。3球目、外角低めの速球にコンタクトし、左前にクリーンヒットを放った。その後、無死満塁となり、ヘルナンデスの併殺打で1番ベッツが生還。先制点を奪った。

大谷は2打席目以降は凡退。7回の第4打席までに3度、得点圏で打席が回ってきたが、二ゴロ、二ゴロ、中飛に倒れた。

これで得点圏打率は5分3厘まで下がった。試合前、ロバーツ監督は大谷の得点圏打率が低いことに「前夜、得点圏に走者がいて、彼は100マイル、それくらいの打球をセンターに放った。得点圏でライナーのアウトを何度も見ているし、フェンス際まで飛ばしている。確かに、(試合前の時点で)16打数1安打は望ましくはないが、あのようなスイングを続けていれば、落ち着くだろう」と心配していない様子だった。