ドジャース大谷翔平投手(29)が3打席連続で好機に凡退。得点圏では19打数1安打となり、得点圏打率は5分3厘に下がった。

大谷は第2打席の1死二、三塁で二ゴロ、第3打席の2死一、三塁も二ゴロ、第4打席の無死二塁で中飛に倒れ、いずれも初球を凡打した。

カウント別打率の観点から、大谷は“初球”に無類の強さを誇ってきた。試合前時点でカウント0-0からの打率は、10打数6安打の6割、1本塁打3打点。この数字はチームメートで、MVP獲得経験のあるベッツ(4割4分4厘)、フリーマン(2割5分)を大きく上回る数値だった。

この日、ABEMAで解説を務めた元ヤクルト監督の真中満氏(53)は「早いカウントから打ちにいって結果が出なかった。普通のバッターだったらいろいろ考える部分はあると思うんですよ。でも1球目から打ちにいける大谷のメンタルの強さを感じる」と大谷の積極性を絶賛していた。