ドジャースひと筋通算122勝を挙げ、2度のノーヒットノーランを記録した右腕カール・アースキン氏が16日(日本時間17日)、インディアナ州の病院で死去した。97歳だった。

1948年にブルックリン・ドジャースでデビューすると、51年から6年連続2桁勝利を挙げた。54年にはオールスターに選出され、55年はワールドシリーズ優勝を果たした。52年6月19日のカブス戦、56年5月12日のジャイアンツ戦ではノーヒットノーランを記録した。

人格者で知られ、ジャッキー・ロビンソンが黒人で初めてド軍に入団した際はロッカーが隣で、白人ながらサポートを惜しまなかった。息子ジミーさんがダウン症で生まれ、スペシャルオリンピックの支援活動に熱心だった。

通算成績は335試合で122勝78敗、防御率4・00だった。