「2番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(29)が、今季3度目の1試合3安打&2試合連続マルチ安打をマークした。

試合前、エンゼルス時代のメジャー1年目に監督のマイク・ソーシア氏(65)が始球式で捕手役を務めた。同氏は大谷の活躍について「信じられないアスリートであり、メジャーリーグで最高の球団の1つであるここで、素晴らしいキャリアを築くだろう。彼が来年、投げるのを楽しみにしているよ」と、二刀流の復活に期待した。

大谷はこの日、1回の第1打席で右腕アービンと対戦。2球目の内角直球を捉え、右前打で出塁。6回の第3打席は2ストライクと追い込まれながらも、外角低めカーブをうまく拾い、この日2本目の右前打を放った。

さらに8回、3番手の右腕ハービーと対戦し、98・6マイル(約159キロ)の外角直球を捉え、中前に運んだ。1試合3安打は今季3度目。連続安打は4試合に伸ばしたが、チームは今季初の完封負けで2カード連続の負け越し。大谷は5試合連続ノーアーチとなった。

【動画】大谷翔平、159キロ速球を左中間へ運ぶ 2戦連続マルチ安打