カブス今永昇太投手(30)がメジャー4戦目で初めて自責点を記録し初被弾したが、無傷の3勝目を挙げた。マーリンズ戦に中6日で4度目の先発登板。4回に1点を失い、6回にはメジャー初被弾。それでもメジャーデビューから18イニング連続で自責点ゼロを記録し、デビュー戦以来となる2度目のクオリティースタート(6回以上自責点3以下)を達成。6回まで92球を投げ5安打3失点(自責点2)、無四球5奪三振で、防御率は0・84となった。

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▼今永が初登板から無傷の3連勝。日本人投手のデビュー3連勝は23年千賀(メッツ)以来で、左投手では97年柏田(メッツ)02年石井(ドジャース=6連勝)07年岡島(Rソックス)に次いで4人目。柏田、岡島はリリーフで、先発左腕では石井以来22年ぶりだ。なお、日本人投手のデビューからの連勝は02年石井と14年田中(ヤンキース)の6連勝が最長。