ついに、大谷がゴジラ松井を超えた。ドジャース大谷翔平投手(29)が、8試合ぶりの今季5号本塁打を放った。本拠地でのメッツ戦に「2番DH」で出場。3回の第2打席で右翼席へ5号先制2ランを放った。
これでメジャー通算176本塁打となり、並んでいたヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏の日本人メジャー最多本塁打記録を超えた。大谷は開幕から自己ワーストの8試合連続で1発が出ていなかったが、直近16試合で5本目となった。
松井がヤンキース、エンゼルス、アスレチックス、レイズの4球団で10年目、1205試合目で打った175本を、7年目の740試合目(登板試合含む)で抜いた。日本人3位はイチロー(マリナーズ)の117本。大谷は日米通算では224号となった。
大谷は松井氏について12日に「長距離バッターとして、僕が小さい頃からずっと見てきたし、同じ左バッターとして憧れるような存在でもあった」と話していた。その際「個人的にはまた次の1本っていうのが基本的な考え方ですし、1本打ったらまた次の1本が大事」と先を見据えていた。
メッツ戦でのアーチは、22年6月11日以来、2年ぶり2本目。
◆大谷の年度別本塁打
18年=22本
19年=18本
20年=7本
21年=46本
22年=34本
23年=44本