【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)21日(日本時間22日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が、新たな日本人の歴史を刻んだ。メッツ戦に「2番DH」で出場し、3回の第2打席で今季5号の先制2ランを放った。メジャー通算176号で、松井秀喜氏を抜いて日本人メジャーリーガーの最多記録を更新した。3打数2安打2打点でチームの連敗は3でストップ。究極の打者を追い求めながら、ポストシーズン、その先の頂点を目指す。

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▼大谷がメジャー通算176号で、松井秀喜と並んでいた日本人最多本塁打を12年ぶりに更新。国・地域別に最多本塁打者を並べると、日本はオランダ領アルバ(177本)のパドレス・ボガーツに次ぐ14番目となる。アジア最多(全体12位)は韓国の秋信守で218本。1位は米国のバリー・ボンズで762本。2位はドミニカ共和国のプホルスで703本。