「2番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(29)が、6打数3安打2打点の大活躍を見せた。打率3割7分1厘。打率、安打、二塁打、長打、塁打、OPS(出塁率+長打率)の6部門でリーグトップをキープした。

1回1死で迎えた第1打席、右腕J・アービンと対戦。2球目、高めの96・7マイル(約156キロ)直球を捉えた。打球速度は115・6マイル(約186キロ)のライナーで右中間を破り、二塁打でチャンスメーク。その後、4番スミスの中前打で先制のホームを踏んだ。

第2打席は3-0の2回1死一塁から内角のカットボールを引っ張り、一ゴロ併殺打に倒れた。

4回1死一塁の第3打席は、再び内角カットボールをスイングしたが、詰まった当たりの中飛で凡退。6回の第4打席は空振り三振に倒れた。

8回無死二塁からは右腕レイニーと対戦。1球目が暴投で無死三塁となり、4球目の甘い直球を捉えた。右中間へのクリーンヒットで、この日2本目の二塁打。

第6打席は9回2死一、三塁から、外角高めの92・8マイル(約149キロ)の直球を左中間フェンス直撃の適時二塁打とした。飛距離は386フィート(約118メートル)の本塁打性の当たりも、左中間が深いナショナルズパークに今季第7号は阻まれたが、1試合3二塁打の大活躍。チームの3連勝に貢献した。

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