ドジャース大谷翔平投手(29)が試合前、日米報道陣に対応。好調が続いている打撃の感覚を語った。

大谷は23日(日本時間24日)、球団&自己最速の打球速度となる191キロをマーク。「感覚的にも人生の中でトップクラスじゃないかなと思います」と話した。

昨年9月、右肘手術後のシーズンで快音を連発していることについては、「前回は膝の不安が大きかったので、そこが前回とは違う、肘以外は万全な状態ではあるので。そこが前回と違うところかな」と状態を語った。18年のトミー・ジョン手術の翌年には18本塁打を放つも、同年9月に左膝の手術も受けており、当時と比較してコンディション面で不安がないことを説明した。

首脳陣との打撃についてのコミュニケーションにも言及。「打撃コーチは動作的なことがメインですけど、監督はアプローチのことで話して、自分も納得する部分もありますし、早い段階で対策を打つことで、今後プレーしやすくなるという話はしていた」とロバーツ監督とのやりとりも明かした。

大谷は今季、通常打率が3割6分4厘(試合前時点)に対し、得点圏では1割3分(23打数3安打)と好機で結果が出ていない。16日(日本時間17日)のナショナルズ戦、得点圏で初球打ちから3度凡退した大谷に対し、ロバーツ監督は得点圏の場合に限ってストライクゾーンが広がっていることを指摘。約1週間前に大谷と話し合いを行い、好球必打の徹底を求めた。