佐々木主浩氏が28日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。佐々木氏は26日(日本時間27日)のレッドソックス戦で4連勝を飾ったカブス今永昇太投手(30)について語った。

佐々木氏は「ストレートが150キロ前後で、ボールの回転、きれいな回転でスピンがかかるボールなので、バッターは苦労してますね。高めの真っ直ぐですよね。ボールは(投げると)ちょっとづつ落ちていくが、4シームというボール、1回転するときに4つの縫い目がある。空気抵抗で回転数が多いと落ちにくい。バッターからすると、浮き上がって見える。なかなかこういうボールを投げるピッチャーは日本人は多いが、アメリカは2シームといって、汚い回転でボールを投げる。だからバッターとしては目慣れしていない」と司会の膳場貴子アナウンサーに球の回転を説明。「2シーム、4シームは分かりました?」と質問すると膳場アナは「今、分かりました。次からは大丈夫。ありがとうございます」と答えた。

佐々木氏は「これからですね。高低をうまく使っているので、非常にうまくいっている。これから夏場に向けて連戦が続くので、中4日とかになってきた時に体力的なものなのでアメリカは。頑張って欲しいですね」と期待した。

今永はメジャーデビュー5戦目で今季最長の7回途中5安打7奪三振の1失点。球団初のデビュー5戦で4勝無敗、日本人メジャー史上4人目のデビュー4連勝を飾った。