ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が、この日までに米メディア「Jomboy Media」のインタビューに応じ、引退について激白した。
カーショーはドジャース一筋18年のフランチャイズプレーヤー。これまで獲得したタイトルは、サイ・ヤング賞と最多勝利、最多奪三振を3度、最優秀防御率を5度、投手としては異例のシーズンMVP(14年)など、メジャー通算222勝(96敗)、防御率2・53、勝率6割9分8厘のレジェンド左腕だ。
近年は故障に苦しみ、左肩や左膝、足の指などにメスを入れてきた。年齢とともに全盛期の速球は衰えているが、熟練の投球術で今季は19試合に登板して10勝2敗、防御率3・27と完全復活。7月2日(同3日)のホワイトソックス戦では、史上20人目のメジャー通算3000奪三振を達成した。
レジェンド左腕はMCから「ここ数年は引退してもおかしくなかった。重大な決断は妻のエレンさんとするのか」という質問に答えた。カーショーは「結局はエレンとだね。今は(次男で8歳の)チャーリーも野球を覚えて好きになってる。長女(キャリちゃん)は小学5年生で新しい学校に通い始めた。それも大事な要素になるんだ。家族のことを考えないといけない。オフシーズンに家族が望んでいることを話して決めている」と話した。
つづけて「(家とグラウンド)両方にいたいけど、どっちも十分にできてないと思う。オフに自宅へ帰ったら『練習するべきかな』って。逆にグラウンドにいる時は罪悪感がある。エレンは4人の子どもの子育てをしてるんだから。エレンは本当に信じられないよ。私に『野球に100%集中して』って言ってくれる。彼女なしではここまでやれなかった」と語った。
ホームでもビジターでも毎試合、エレン夫人や子どもたちはスタンドから登板を見守る。カーショーは現役を続ける理由として「子どもたちにとっても、遠征で新たな街を見て、家に閉じこもらないことはすごくいいこと。ずっと忘れない経験になるよね。いつか終わりはくるけど。今はただ楽しんで、どこまでプレーできるかやってみるだけだよ」と話した。
先発陣はカーショーのほかに山本由伸投手(27)、タイラー・グラスノー投手(32)、ブレーク・スネル投手(32)、大谷翔平投手(31)ら実力者がそろう。ポストシーズン(PS)での先発ローテ争いも激しい状況だ。カーショーは「この先がどうなるかは分からない。首脳陣に判断を悩ませるくらいのピッチングを続ける。そしてそれが終わったら、自分も難しい決断をするだろうね」と締めくくった。



