パドレスのダルビッシュ有投手(39)が2回途中を2失点で降板し、チームもワイルドカードシリーズ(WCS)敗退となった。
1勝1敗で迎えた勝負の第3戦。立ち上がりは無失点で抑えたが、2回にタッカーに右安、鈴木誠也外野手(31)に左二塁打、ケリーに死球を与えて満塁とした。
クローアームストロングに対して、1ボールから投じた93・5マイル(約150キロ)の直球を中前へ。先制を許したところで、2番手エストラダにマウンドを譲った。
エストラダが押し出し四球の1点にとどめ、ダルビッシュは2回を21球、4安打2失点1奪三振の内容だった。悲願の世界一を目指すパドレスにとって、あっけない幕切れとなった。
今季は15試合に登板して5勝5敗、防御率5・38。パドレスとの契約は、28年シーズン終了まで残っている。
【ダルビッシュの一問一答】
-今の気持ちは
「すごく悔しいですね。すごくいいチームでしたし、仲のいい、みんなで支え合ってるチームだったので、ここで終わってしまったってのはすごく寂しいです」
-昨日の会見では、いつもと変わらず、考えすぎずにと。マウンドに向かうにあたって
「起きてからもそんなにいつも通りというか、特に気負うこともなく、試合に向かっていけたのかなっていうの思います」
-ピッチングとしては
「初回は良かったですけど、2回になってちょっと甘く入ったところをヒットを打たれて、デッドボールもありましたし。ちょっとうまいことつながれたっていう感じはしましたね」
-軸が見つからなかったか
「見つからなかったというか、最初から短いイニングっていう感じだったので。もうとにかく、組み立てがどうとか、次の打席を考えてっていうよりかは。とにかく最初から、1球目からマックスアウト(最大限の力)というか、そういう感じでっていう風には考えてました」
-鈴木に打たれたボールはボール気味だったが
「内の抜けたカットボールですね、ボールだと思うんですけど。ただ、鈴木くんも内側の球がすごく得意なので、ツーシームでもやっぱりボールに投げなきゃいけないバッター、インコースを打てるバッターなので。あれはやっぱり鈴木くんにとっては、すごくいい球だったんじゃないかなってます」
-今季ラスト登板になった。やり残したような気持ちは
「やり残したっていうか、もう本当にいっぱいいっぱいだったので、ずっと、帰ってきてからも。本当に全て出し切ったっていうところで」
-肘に痛みが出て「諦めなければいけないかも」と。そこから戻って来てここまで頑張った25年は
「いやもう、とにかく疲れましたね。本当に肘がどうとかもそうですけど、やっぱりそれに対してアジャストもしなきゃいけないですし。ある程度、いろんな不具合との毎球毎球向き合いなので、体もそうですけど、精神的に疲れたっていう年ですよね」
-来年に向けて
「まず今、終わったばっかりなので、しっかり休んで、そこからまたいろいろ考えたいと思います」
-今日の結果には満足してないと思うが、新たなエネルギーの源になりうるか
「もちろんそれはピッチャーとしても、プロとしても悔しいですし。そうですね、またしっかり、オフシーズンで1回まず休んで、そこから次のことを考えたいと思います」
-心身ともに苦しいシーズン。改めて大事だと思ったことは
「やっぱり球速とかだけじゃなくて、やっぱりリリースの時の強さとか。その球速とか、ムーブメントだけじゃなくて、リリースの時の強さが大事だとか、コントロールが大事だとか、そういうところですかね、今年は。よく学んだというか」
-今後の伸びしろは
「まだ成長はできると思うので」
-オフの過ごし方は例年と変わるか
「まず休んでから、今年のことを整理して、また次のことを考えたいと思います」
-休み期間はどれくらいを考えているか
「いつも大体1週間とか10日ぐらいなので、それで体の疲れも抜けてきて。メンタル的にもクリアにはなってくるので、そのぐらいですかね」



