93年以来、32年ぶりにWSへ進出したブルージェイズが、中盤の集中打でドジャースに快勝した。2点を追う4回、6番バーショの2ランで追いつき、6回に2点を勝ち越し。さらにアディソン・バージャー内野手(25)がWS史上初の代打満塁弾でド軍の息の根を止めた。マリナーズのイチローに憧れて左打ちを始めたバージャーは、試合後、中継局のインタビューで「正直、よく覚えていない」と、興奮気味だった。
終わってみれば3アーチが試合を決めたものの、各打者のしぶとい打撃がド軍の先発スネル攻略につながった。初回は無得点も2死から満塁の好機をつかみ、29球を投げさせた。2ストライク後もファウルで粘り簡単にアウトを与えなかった結果、6回途中でスネルを引きずり下ろし、救援陣を打ち込む会心の展開だった。シュナイダー監督は「本当にいい打席ばかりで、全員がいいアプローチをしてくれた」と評価。7回にド軍大谷が2ランを放ったものの「彼が本塁打を打った時、我々に少しリードがあって良かったよ」と余裕を漂わせた。
本拠地の大歓声の中で、まず1勝。「いい気分だが、それもあと10分だけ。また明日、別のタフな投手に対しての準備をするだけだ」と、ド軍山本と対する第2戦に目を向けていた。



