メジャー1年目のドジャース佐々木朗希投手(23)が、世界一の美酒を満喫した。山本が登板した延長突入後は、ブルペンでレジェンド左腕カーショーと並んで投球練習を行い、緊急時の出番に備えた。「まずホッと。ブルペンで肩を作ってて、めちゃくちゃ緊張したんですけど、本当に勝てて良かったです」。9月の地区優勝の際は控えめに喜んだものの、ポストシーズン(PS)では緊迫した場面で好救援。期間限定とはいえ、「クローザー」としてチームに貢献し、歓喜に浸った。

今季は開幕以来、本調子を取り戻せず、5月以降は右肩の不調で長期離脱。リハビリ、マイナー生活の日々を送った。「悔しいシーズンになりましたけど、ポストシーズンで投げることができて、自分にとってもいい経験になりました」。シーズン終盤に間に合ったとはいえ、決して納得できる1年ではなかった。

それだけに、公式戦、PSとも、大車輪で連覇の原動力となった山本の姿はまぶしかった。「昨日も投げて、今日も投げて…。内容もすばらしいですし、僕ら投手が目指す姿なのかなと思います」。苦しみながらも、大谷、山本ら先輩たちの励ましを受けつつ、最高の形で終えた1年目。勝つ喜びと、確かな手応えをつかんだ佐々木は2年目の来季、自らのハードルを上げるに違いない。

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