ドジャース山本由伸投手(27)の中0日登板には、新人のオリックス時代から支えてきた柔道整復師・矢田修氏の存在があった。
第6戦を投げ終えた山本は「最終登板だと思っていたので、(矢田)先生に『1年間ありがとうございました』と伝えた」と明かした。しかし、矢田氏から「明日、ブルペンで投げられるくらいには持っていこうか」と声をかけられたことで状況が一変した。
帰宅後に治療を受け、この日の朝もホテルで動作チェックとコンディション調整を重ねた。「練習してみたらすごく感覚が良くて、気づいたらマウンドにいました」と笑顔で振り返った。
矢田氏の言葉が、背中を押した。「ブルペンで投げる姿を見せるだけでも、空気が変わる」。その信頼関係が、2連覇を引き寄せた。「本当に感謝しています」。同シリーズでMVPを獲得した山本を支えた“裏エース”の存在に、山本は笑顔で言葉を結んだ。



