MLBは選手会と進めている新労使協定の交渉で、FA制度の大きな変更を提案したと、複数の米メディアが27日(日本時間28日)、伝えた。
これまで、FAはワールドシリーズ終了から5日後に他球団との交渉が解禁となり、契約する期限は定められていなかった。だがオーナー側が新たに提出したFA案は、契約交渉はこれまで通り可能とするものの、実際の契約を行うのはウィンターミーティングが開催される12月初旬から解禁し、同月21日に契約期間を終了。春季キャンプが始まる直前の翌2月の月曜日に再び契約期間が解禁されるという。FA契約の期間設定はNFLやNBAで採用されている方式で、FA契約のラッシュを生み出し、オフシーズンを盛り上げることにつながっている。またオーナー側の案では、FA交渉期間中にはトレードを禁止するルールも盛り込まれた。
この案は、オーナー側が求めるサラリーキャップ制度の一貫で提案されたもので、選手会側は即座にこれを拒否。「FA契約の期間設定は、選手の優位性を奪い、選手同士の椅子取りゲームになる」と批判する声明を発表した。



