【アトランタ(米ジョージア州)27日(日本時間28日)=斎藤庸裕】ドジャース山本由伸投手(28)が、力投も実らず今季8敗目を喫した。ブレーブス戦に先発し、6回1/3を4安打1失点。24年シーズンのサイ・ヤング賞左腕クリス・セール投手(37)を相手に打線が完封負けを喫し、山本が、1失点で敗戦投手となった。チームは3連敗。ポストシーズン進出争いで上位につけるチームを相手に、直近1勝12敗となった。
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初球の真ん中に入ったスプリットが、勝敗を分けた。山本VSセール。サイ・ヤング賞候補でもある両軍のエース同士が投げ合った一戦で、山本は昨季ナ・リーグ新人王の1番ボールドウィンに投じた初球を右翼ポール際に運ばれた。この1点だけでしのいだが、8敗目を喫した。「先制点だったり、そういったのは大切になるなとすごく意識して、集中して試合には入りましたけど、初球ちょっと甘くいって、悔しいポイントになりました」と唇をかんだ。
打線との巡り合わせもあるが、勝ち星に恵まれない1カ月だった。8月は5試合の登板で1勝2敗、防御率1・95と安定感抜群の投球を続けた。4月から7月も、各月の防御率が2点台。仮に本調子ではなくても、体調が万全ではなくとも大崩れしない。「良くなったところもたくさんあると思いますし、すごく課題なところもあると思いますし、そんな感じです」と、冷静に振り返った。
先制点を与えたものの、その後はセールとの息をのむ投手戦を展開。この日も全球種を交え、ブ軍打線に的を絞らせなかった。「すごくいい打線でしたし、チーム状態がいいのも分かってたので、気を引き締めて、1人ずつ投げていきました」。7回1死まで105球の力投にロバーツ監督は「互角に投げ合っていた。全体的にヨシは素晴らしかった」と、エース同士の投げ合いをたたえた。
チームは今3連戦、全て1点差で破れ、スイープされた。ポストシーズン進出を争う上位チーム(レッドソックス、カブス、ブルワーズ、ブレーブス)を相手に、ここ1カ月間で1勝12敗。ロバーツ監督は「このシリーズの結果がポストシーズンで何が起きるかを示すものではない。我々は立ち直る力があるチームだ」と、前を向いた。



