米大リーグは24日(日本時間25日未明)からオープン戦が始まる。初日はフィリーズが大学チームと対戦する1試合のみで、26日(同27日未明)に日本選手の先陣を切ってドジャースの黒田博樹投手(36)がエンゼルス戦に先発する。メジャー3年目の昨季に自己最高の11勝を挙げた黒田は、習得中のカーブを実戦の場で試す。

 27日にはレッドソックスの救援左腕、岡島秀樹投手(35)が西岡剛内野手(26)の所属するツインズ相手に登板する予定。メジャーで出場するための前提となる40人枠から外れているメッツ2年目の五十嵐亮太投手(31)は、ブレーブス戦で首脳陣へのアピールを目指す。3季ぶりの2桁勝利を目指す松坂大輔投手(30)は、28日のツインズ戦が初登板となる。

 野手はそれぞれの状態を見ての出場となるが、11年連続200安打がかかるマリナーズのイチロー外野手(37)は例年通り初戦から実戦に入る見通しだ。

 オープン戦は3月30日まで続き、翌31日にレギュラーシーズンが開幕する。