<レンジャーズ8-3タイガース>◇12日(日本時間13日)◇レンジャーズボールパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)は6回2/3を6安打3失点に抑え12勝目(8敗)を挙げた。7月21日(同7月22日)に11勝目を挙げて以来22日ぶりの白星となった。タイ000030000=3レン20310020X=8

 <1回>

 捕手は初めてコンビを組むソト(カブスから移籍)。セットポジション。髪を短く切っての登板。1番ジャクソン(右)は2-2から146キロ直球で二飛。2番ダークス(左)は1-0から143キロのカットボールをライト右へ二塁打。3番カブレラ(右)は3-0からフルカウントとし最後は148キロの外角ボールゾーンへ逃げるカットボールで空振り三振。4番フィルダー(左)は3-0からフルカウントとし最後は138キロのひざ元に落ちるスライダーで空振り三振。フィルダー、バットをたたきつけて悔しがる。投球数は19。

 <2回>

 1回裏、レンジャーズはハミルトンの32号2ランで先制。5番ボーシュ(左)は143キロのカットボールで一ゴロ。6番ヤング(右)は2-2から137キロのスライダーで二ゴロ。7番アビラ(左)は1-1から117キロの緩いカーブで1-2。最後は136キロの内角低めスライダーで空振り三振。3者凡退で投球数はここまで29球。110キロ台のカーブ、130キロ台のスライダー、140キロ前後のカットボールとソト捕手の配球が冴える。ここまで最速は153キロ。

 <3回>8番ペラルタ(右)は3-2から135キロのスライダーで一ゴロ。9番インファンテ(右)は1-1から117キロのカーブを左前安打。1番ジャクソン(右)1-2から153キロのツーシームを捉えられたが右直で2死。2番ダークス(左)は初球148キロのカットボールで一ゴロ。45球。

 <4回>

 レンジャーズがリードを広げ5-0。3番カブレラ(右)は0-1から145キロのカットボールを中前安打。4番フィルダー(左)は3-2から四球。これが初の四球で無死一、二塁。5番ボーシュ(左)は145キロの内角カットボールで詰まらせ二ゴロ。1死一、三塁。6番ヤング(右)は初球150キロのツーシームで遊ゴロ併殺打。ピンチ切り抜け無失点。投球数は55。

 <5回>7番アビラ(左)はストレートの四球。8番ペラルタ(右)は2-1から148キロのツーシームをうまく打たれ右前安打。無死一、二塁。9番インファンテ(右)は1-1から146キロの内角ツーシームを打たれ三塁線を痛烈に破る適時二塁打。1点を失い6-1に。無死二、三塁。1番ジャクソン(右)2-2から153キロ外角低め直球で空振り三振。2番ダークス(左)0-2から内角低めスライダーで空振り三振。3番カブレラ(右)は1-2から135キロのスライダーが内角に入ってしまいレフト左へ2点適時二塁打。6-3に。4番フィルダー(左)は敬遠の四球。5番5番ボーシュ(左)は初球148キロのカットボールで三ゴロ。投球数は83。

 <6回>6番ヤング(右)はスライダーで一ゴロ。7番アビラ(左)は1-2からスライダーで空振り三振。6個目。8番ペラルタ(右)は153キロ低め直球でバットをへし折り二ゴロ。3者凡退。投球数は97。

 <7回>9番インファンテ(右)は1-2から153キロ直球で空振り三振。7個目。1番ジャクソン(右)は2-2からスライダーで空振り三振。8個目。2番ダークス(左)はストレートの四球。ここでマダックス投手コーチがマウンドへ。3番カブレラ(右)はフルカウントから8球目スライダーが外れ四球。2死一、二塁となり、打席に4番フィルダーを迎えたところでワシントン監督が登場。交代を告げられた。投球数は120。2番手ロスがフィルダーを左飛に仕留め無失点。

 【タイガース先発オーダー】(1)ジャクソン(2)ダークス(3)カブレラ(4)フィルダー(5)ボーシュ(6)ヤング(7)アビラ(8)ペラルタ(9)インファンテ