<レイズ0-3レンジャーズ>◇6日(日本時間7日)◇トロピカーナフィールド

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手が今季初登板。7回を7安打無失点に抑え今季1勝目を挙げた。これがメジャー通算30勝目。

 1回から7回まで毎回安打を浴びたが連打を許さなかった。5回には1死二、三塁のピンチもあったが切り抜けた。投球数は89。6三振を奪い、与えた四球は1個だった。

 レンジャーズはダルビッシュが降板した直後の8回表、アンドラスが先制2ラン。9回にも1点を加え逃げ切った。

 ダルビッシュは当初、3月31日のフィーリーズ戦で開幕投手を務める予定だった。しかし寝違えによる首の張りにより回避。故障者リストからメジャー3年目を迎えた。それでも3月16日以来となる実戦のマウンドでエースの底力を示した。

 ダルビッシュは「出来過ぎじゃないか。これだけ投げてなくて7回も投げられたので良かった。(ピンチでは)あまり力まず、コースだけを気を付けて、1点はいいやという気持ちで投げた」と話した。