レッドソックス松坂大輔投手(30)が7日(日本時間8日)、右肘の靱帯(じんたい)再建手術(トミー・ジョン手術)を受けるため、本拠地ボストンから病院のあるロサンゼルスに移動した。この日は、ニットの帽子をかぶり、無言だったが、自身のツイッターでファンや友人と「つぶやき」をやりとりした。その中で、故障後にはレ軍のオーナー、ジョン・ヘンリー氏から「来年中にしっかり治してワールドシリーズのマウンドに立つんだよ、と言われました」との逸話を紹介した。

 今後は10日(同11日)に予定される手術を前に、8日には執刀医のルイス・ヨーカム医師から予備検査を受診。術後は入院することなく、翌日に患部の経過をチェックし、その後、回復状況を見ながらリハビリを開始することになる。(ロサンゼルス=四竈衛)