<フィリーズ7-6レイズ>◇23日(日本時間24日)◇シチズンズバンクパーク

 レイズ松井秀喜外野手(38)は「4番右翼」で出場し、5打数1安打だった。右翼への強風もあり、相手の徹底した外角攻めに3打席まですべて空振り三振。「内角は見せ球で外角中心。チェンジアップの見極めだけできてなかったですね」。それでも、第5打席には、抑えパペルボンの151キロの速球を中前へはじき返した。「出ると出ないでは全然違いますね」。3連敗とチームの勢いが下降気味なだけに、辛抱強く松井を中軸で起用し続ける首脳陣の期待に応えたいところだ。(フィラデルフィア=四竃衛)