ソフトバンク工藤公康監督(51)が25日、「スペシャリスト枠」で若手を抜てきした。牧原大成内野手(22)、塚田正義外野手(25)、高田知季内野手(24)の開幕1軍が正式に決定。キャンプ、オープン戦を通し、守備力、走力などをアピールしたことが評価された。

 「1点もやれない場面に外野で肩や足のある選手をそろえることもある。そうすれば、投手の攻め方も変わってくる」。左翼の内川は一塁の守備練習を行っており、打力を極力落とさずに守備固めに移行するプランを持っている。長打力のある代打要員は吉村だけになるが、レギュラー陣が強力なだけに、控え選手は機動力、守備力を重視した。