早大が慶大に連勝し、開幕カード東大戦以来の勝ち点を奪った。

 0-0の3回、8番中沢彰太外野手(4年)が左越えに先制ソロ。1-1の6回には八木健太郎外野手(3年=早実)の適時二塁打で勝ち越した。先発の小島和哉投手(2年=浦和学院)は、7安打を浴びながら13奪三振2失点で完投した。

 この試合まで47打数2安打と絶不調だった中沢は「逆方向のホームランは中学以来。打席に立つのもつらい時があったけど、最後の秋はみんなで優勝したい」と雪辱を誓った。