「NPB AWARDS 2016」の表彰式が28日、都内のホテルで行われ、阪神高山俊外野手(23)がセ・リーグの最優秀新人賞を受賞した。

 阪神選手の新人王は07年上園啓史以来9年ぶり。野手では01年赤星憲広以来、15年ぶりとなった。高山は会見で「新人王というのは一生に1度しかもらえないので、そういう賞にもらえてすごくうれしいと思います。家族をはじめ、僕の野球人生携わってくれた指導者、応援してくれた皆さんに感謝したいと思います」と喜びを表した。

 高山は15年ドラフトでヤクルトとの競合の末に1位入団。今季は開幕スタメンを勝ち取ると134試合に出場。打率2割7分5厘、8本塁打、65打点の結果を残していた。

 投票総数271票中、全体の8割近い220票を集めての受賞となった。