桐蔭横浜大(神奈川)が帝京大(首都)との空中戦を制し、1回戦を突破した。

 1-0の4回に藤坂星夜(4年=高岡商)の2点本塁打でリードを広げたが、先発の三浦裕作投手(2年=川崎北)が6回に3点本塁打を浴び同点とされる。それでもその裏の攻撃で武住健太郎内野手(4年=日南学園)が右翼への2点本塁打を放って勝ち越した。先発した三浦は7回途中まで投げて3失点と粘投した。

 斉藤博久監督(51)は「三浦が良かった。去年は初戦負け。何とか初戦を取りたいと思っていたので勝てて良かった」と話した。