東海大北海道(札幌学生)が岐阜経大(東海地区)を4-2で下し、初の4強入りを決めた。

 打線は初回に相手の捕逸と今川優馬(3年=東海大四)、有間裕亮(3年=前橋工)の適時打で一挙4得点を挙げた。投げては先発の武沢龍矢(4年=東京成徳大深谷)が6回を6安打2失点で抑え、2番手の徳橋颯野(2年=武修館)が無安打無失点投球でリードを守りきった。

 北海道勢では74年札幌大以来43年ぶりの4強進出に、高橋葉一監督(51)は「初回に得点できたことが大きかった。ずっとベスト8の壁を超えられなかった。1つの歴史を選手たちがよくつくってくれた」と話した。