ロッテに新加入したウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が10日、ZOZOマリンで入団会見に臨んだ。背番号は54。「日本に戻れて、うれしい。全力を出してチームに貢献したい」と意気込んだ。

 4番として長打力に期待がかかる。「マリンはホームランが難しいと言われているが、ボールをしっかり捉え、観客席に運ぶことに尽きる。数字の目標は考えていない。チームをひとつでも上の順位に上げることしか考えていない」と話した。

 ペーニャは、12年にソフトバンク入団。14年はオリックス、15年は楽天でプレー。日本での4年間で71本塁打を放った。

 16年は所属球団はなかったが、トレーニングを継続。今春にインディアンスのキャンプに参加した後も、フロリダで自主的にトレーニングを続けていた。元DeNAのエレラやマイナー投手の生きた球を打ってきたという。実戦を離れているが「全く心配していない。しっかり調整して、対戦したい」と強調した。

 ビザが取得でき次第、1軍に合流する見込み。伊東監督は「打線の真ん中が固定できなかった。合流すれば、そこを打たせる予定。真ん中が固まれば、前半の不調もないと思う」と期待していた。