日本ハム中田翔内野手(28)が4番から外れた。プロ入り後初めて「3番・一塁」で先発に名を連ねた。

 栗山英樹監督(56)が就任した12年以降、スタメン出場した全試合で4番に座ってきた。前日9日、巨人戦(札幌ドーム)で14打席ぶりに安打を放ったが、56試合終了時点で打率は2割2分8厘、5本塁打と調子が上がってこない。栗山監督は試合前に「翔の打順を変える。とりあえず勝つためには。翔にいろんなものを感じてほしい」と話していた。チームは今季3度目の6連敗中。1番大田、2番西川、3番中田、4番レアード、5番岡、6番松本、7番石井一、8番大野、9番中島と打順を大きく入れ替えた。

 初回、大田の先頭打者本塁打で先制し、1死走者なしで迎えた第1打席は左飛だった。

 4回無死一塁での第2打席はカウント2-2から遊ゴロだった。

 6回の第3打席は1死二塁で四球を選び、1死一、二塁とチャンスを広げるも、4番レアードが三ゴロ併殺に倒れ追加点はならなかった。