オリックスが来月26日のドラフト会議で、上位指名を投手優先にする方針であることが19日、分かった。

 現状から即戦力の先発タイプが求められ、チーム関係者は「特に左投手が欲しい」と補強ポイントを挙げた。最速152キロを誇るJR東日本・田嶋大樹投手(21=佐野日大)や、今月上旬に長村球団本部長ら3人態勢で登板を視察した立命大・東克樹投手(4年=愛工大名電)らを軸に検討していく。早実・清宮幸太郎内野手(3年)が進路を表明しておらず流動的な部分はあるが、投手力の向上を目指して戦略を練っていく。