DeNAロペスが「4番級」の活躍を見せた。初回。無死一、三塁で三遊間を抜ける値千金の左前先制タイムリー。4回にはセンター方向への2ランで追加点。「ファーストステージがビジターで勝ててうれしい。3戦目なので先制点が大事だと思っていた。6点すべて大事な得点」と胸を張った。CSファーストSでの6打点は史上最多記録と獅子奮迅の活躍だった。

 今季は、筒香が3番に配置転換されると同時に、4番を担った。「数字は終わった後に振り返る」と気にせず、リーグの打点王と最多安打の2部門でタイトル獲得。公式戦ラスト5試合で、再び3番への配置転換をラミレス監督から告げられると「レッツゴー!」と受け入れた。「数字は気にせずチームの勝利に貢献する。数字よりチームの勝利を一番意識している」。その言葉どおり、勝利へと導いた。

 ◆ロペスが3安打の第2戦に続く猛打賞。プレーオフ、CSで2試合連続3安打以上は15年1Sの阿部(巨人)以来8人目(同一ステージは7人目)で、外国人選手は初めて。