ソフトバンク、ドラフト5位指名の秀岳館(熊本)・田浦文丸投手(18)が12日、出身の福岡県大野城市から、常設ではない特別表彰を受賞した。大野城市役所に隣接する施設で行われた「平成29年度大野城市表彰式」に出席。大野城市出身で、9月のU18W杯の侍ジャパンのメンバーとして日本3位入賞に貢献し、個人としてもベストナインに選ばれたことが高く評価された。さらにソフトバンクからドラフト5位指名を受け、今後も地元での活躍が期待されるとして、異例の特別表彰の授与となった。

 秀岳館の左腕としても4季連続甲子園出場と3季連続甲子園ベスト4をもたらした田浦は「地元から表彰されてとてもうれしい。早く1軍に上がりたい」と笑みを浮かべていた。

 井本宗司・大野城市長(65)も「W杯でどんどん三振を取った姿はすごかった。ソフトバンクでも必ず活躍してくれると思います」と期待していた。