「足長岸さん」が、子どもたちを笑顔にする。楽天岸が1日、宮城・美里町立青生小学校を訪問。全校生徒約100人を前にキャッチボールを披露し、給食をともにするなど交流を深めた。来季はKoboパーク宮城で1勝するごとに、サインボール、Tシャツなど自身のグッズを小学生にプレゼントするプランを検討しており「子どもたちの笑顔がエネルギーになる。もっと球場に来てほしい」と話した。

 既にKoboパーク宮城に招待シートを設けるなど、以前からこうした活動への思いは強く抱いていた。移籍1年目の今季は26戦8勝10敗。本拠地では12試合で1勝しかできなかった。小学生から「来年は優勝して、日本一を頑張って下さい」とエールを送られると、「来年は1勝でも多く」ときっぱり。地元の子どもたちへ、勇姿と愛情込めたプレゼントを届ける。