ロッテは26日、今年の球団業務の仕事納めを行った。

 最下位になった今季を受け、山室晋也球団社長(57)は「ファンの皆さんに申し訳ない。屈辱的な記録もあり、つらい1年だった」と話した。

 その上で「もっと観客動員が落ちると心配していたが、5%減にとどまった。後半は昨年以上に盛り上がり、井口新体制で来シーズンへの期待感が出てきているのが、大きな希望」と続けた。

 親会社の支援を除き、球団単体では、今年の赤字は6億円程度だったという。ちなみに、昨年はQVCのネーミングライツ撤退による補償で特別利益があり、赤字は5億円ほどだった。山室社長は「業績的には、売り上げや利益が昨年よりも増えている。来年は球団50年目。初の黒字化を目指したい」と、決意を口にした。