西武辻発彦監督(59)が12日、西武第2で行われている新人合同自主トレを視察した。

 練習の冒頭に「ライオンズの一員になって、大きな看板を背負う責任と自覚を持ってほしい」と激励。最後の体幹強化メニューまで見守った。

 印象に残ったルーキーには、ドラフト2位の西川と同3位の伊藤の名前を挙げた指揮官。「西川は若いし、走る姿はいいなと思う。伊藤はノックを見るとセンスがある。フットワークがよくて、身体能力はそれなりのものがあった」と振り返った。今後も視察に訪れる意向で「(新人たちが)これからどんなものを出してくれるか。まだ未知数だけど、楽しみ」と期待を込めた。