阪神ドラフト4位の島田海吏外野手(22=上武大)が13日、全体練習終了後に金本監督から徹底指導を受けた。指揮官が自ら、置きティーを打って見せるなど、熱のこもった40分間だった。金本監督は「ミートのうまいタイプで、左で足が速いというと短距離打者となりがちなんですけどね。彼は『中距離打者くらいになりたい』という願望を持っている。意外と体の筋力があるから、中距離くらいになれるかも分からん」とルーキーの可能性を認めた。

 島田は練習後「下半身の使い方を教わりました。左足と右足が両方、内側に入ってくるような力の伝え方。自分のものにしていきたい」と意欲満々。外野は福留、糸井に加え、中谷や高山らが激しく争っているが、島田株も高騰している。