阪神梅野隆太郎捕手(26)が20日、スチール防止の練習で、1軍捕手で唯一、阻止率100%を継続した。

 一塁から二塁への盗塁阻止の練習で、植田や島田ら快足ランナーを相手にも正確な送球を連発。6回企図のすべての盗塁を刺した。8日に行われたスチール練習でも坂本とともに100%阻止。結果だけをみても捕手4人の中でもトップレベルの強肩で存在感をみせている。

 昨年セ・リーグ2位の阻止率3割7分9厘の結果を残した梅野は「もちろん1位を狙っていきたい。去年よりは上回りたい」とキャリアハイを宣言した。【阪神担当 古財稜明】