広島下水流昂外野手(29)が21日、ロッテとの練習試合で2本の二塁打を放つマルチ安打を記録した。

 4点を先取した1回。なおも2死二塁でロッテ先発二木の102キロに食らいつき左翼線にはじき返した。適時二塁打で追加点を奪うと、6回は1死走者なしから再び左翼を襲って二塁を陥れた。

 チームで1人記録した複数安打はいずれも長打と持ち味を発揮した。「スタメンで結果が出たことはいいことですが、引き続き結果を残していかないと。やることをやるだけです」。好結果にも、表情を引き締めた。【広島担当 前原淳】