「限局性腹膜炎」で入院治療中だった日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が25日、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷で練習を再開した。

 午前9時56分、バットを片手に寮から姿を現した清宮は、室内練習場でウオーキング、体幹ストレッチで体をほぐした後、鏡の前で素振りを敢行。

 トレーナーが見守る中、31スイングし動きを確かめた。公の場で体を動かすのは約2週間ぶり。「問題なくできました」と練習初日の感想を口にし「(この時期の離脱は)情けなかった。病室から1軍の試合を見ていたりもしたが、本当はそこにいなければいけなかったのになと思いながら過ごした」と、入院離脱した悔しさを吐露した。

 清宮は腹膜炎で12日に東京都内の病院に入院し、24日に退院。「まずは、ちゃんと運動ができるように戻していきたい」。今日25日から鎌ケ谷で別メニュー調整しながら、戦列復帰の時期を探る。