既に優勝を決めていた慶大が早大に連敗し、勝ち点4で全日程を終えた。

 1点を追う延長10回裏2死満塁としたが、1番小原が空振り三振に倒れた。1回戦から24イニング無得点が続いた。大久保秀昭監督は「早稲田に勝つというチーム目標のひとつを残してしまったが、この後控える大学選手権で日本一になれるよう切り替えてやっていきたい」と話した。

 同大から、ベストナインには河合大樹主将(4年=関西学院)と、郡司裕也捕手(3年=仙台育英)が選ばれた。河合は「2番を打たせてもらい、柳町や郡司といういいバッターにつなげられたかなとは思う。早稲田に勝てなかったことは悔しい。この悔しさを大学日本一の糧にしてやっていきたい」と話した。